クライミングスクール・ジムJ&S池袋とJ&S駒沢のブログです。会員様向けに、休業日やイベントのお知らせ、ジムやクライミングに関係あること・ないこと、楽しかったこと・おもしろかったことを載せています。
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復活 <後編>
<前編>からの続き


-バトル1

勝負は3本、お互いに作った3本の課題を登る。
もし3本どちらも登ったら、トライ回数で決め、
それも同じなら、ジャンケン。
いつまでも、アイコなら、もういいや・・・。

設定日は1日、共有ホールドはなし。
バトルは1週間後。

垂直SP、IN駒沢のチケットはピアで発売されたが、15分で完売。
当日券を求め下馬の交差点まで行列ができた。


まずはショーリンの課題。
本家本元、ギリギリ手に足の狭悪。
ショーリンよりリーチがある男はつらい!

でも、「さくらー、お兄ちゃんはねー」とは言わず、
超柔軟な股関節でコザックダンスを踊るかのように
横にスペースを取り、難なく一激。


男の課題は・・・
スタート高めに取り、ショーリンに手に足をやらせない作戦。
高い右足で、悪い「く」の字型のホールドを取りにいく。

傷口には悪い、腹筋総動員でキープすると、
左手をマッチ。すかさず、足を入れ替える。

並みの奴なら、もんどり返って終わりだが、
そこは、地獄の閻魔にも嫌われた男。
そのまま、もう1度左を出し、今度は手に足でFIN。
と、こちらも一激。

うっすらと血が滲んだ、わき腹が気になるが・・・。


2本目。

低いスタートから、足を遠くに張り、皿ホールドに右手を
引きつけるだけ、引きつけて、右足はそのままで、左手を真上のシワに。

慎重に、スタンスを入れ替え、右手を軽く添え、
今度は逆パターンのシワに左手を。強靭な指力で
ガストン気味に押さえ込み、右手シワ、左手シワで
手に足にヒール・・・すごい力で乗り込みながら。

「うっ」と声を出す、男。
射精してしまったのか!?

そのまま、漏らさないようにFIN。

「やるなーおぬし!」とショーリンが
テッシュペーパーを渡すと
丁重に頭を下げ、男はトイレに・・・。


ショーリンの番。

超貧乳ホールドに爪を立てて、中指1本のポッケに
ストレスに耐え、お迎えも1フィンガーポッケ。
インサイドから左足を上げ、デッドで薄いポッケットに。
そのまま、右斜めの、またしてもの貧乳ホールドに。
揉みどころがないので、乳首をピンチで持ち、FINに。

ポッケは好きだが、貧乳は嫌いなショーリン。
なんとかこなして、勝負は3本目に。



-バトル2

左、右のクロスで、足は胸のあたりの高い位置。
まず、右手でアンダーを取りに。
左手縦ホールドに、体勢が悪いまま、デッドで
極小の円盤に。ここから核心。
手添え出来るか、ギリギリのとこで、右斜めにランジ。

なんとか止めるが体は回り出す。
その、ほんの少しの合間に、FINにもう1発、お迎えランジ。

反応できるか!

あと、もう少し早めに体を止められたら・・・1回目フォール。


2トライ目。
今度は早い反応でゲット。


次の課題。

ショーリンが一激なら、勝負あり。

男の課題は単純。
左手で皿、右手でうすカチで、足ぶらスタート。
左足に乗り込んだら、終わり。

何かあるな!そう思った。

ショーリンは、クシャクシャ笑顔で足ブラに。
そのとき、わき腹の傷口が開いた。

さすがにMのショーリンも、もんどった。

わき出る血をなめると、「アチョー!アチョー!」と
ブルース・リーに。

敵は、獣の匂いがする男。
でも、ショーリンは20発の弾丸でも死なない、不思議な男。

ガムテープで傷口を補強して
2トライ目。

このとき男は、"勝ち"を確信した。

左足のスタンスはツルツルで、必ず滑る。
何度も何度もやって、やっと乗っけ方のコツを掴んだ。

一度や二度じゃ無理だ!!!

はがれそうなガムテープを気にしながら、足ブラに!
左足が上がる、乗っけた瞬間、ツルっときた。

男は「終わったな」と、心の中で呟いた。

外れた足を、もう一度ツルに。
膝の角度を、少し入れると
スタンスはショーリンを素直に迎え入れた。
まだ濡れてもないのに・・・そして、鳥のようにFIN。

「なぜなぜ!?!?」
今度は声を大にして、男が。

「いやぁ、クツ忘れちゃって、更衣室にあるやつ使ったんだけど
これがターントウーでさ。登りづらくて・・・
でも、あの足はかきこめたから、ラッキー」

唖然・・・

そしてジャンケンに。
気合が入ると、こぶしを握る。THE昭和。
パーを出した男の勝ち。

満杯の会場は、すごいんだがすごくないのか
分からないクライマックスに、軽く拍手を送った。


「内容的には、僕の負けです。
まだまだ凄い人いっぱいいます。
修行し直しです」とさわやかな笑顔で。

1時間後。

誰もいなくなった店。

「危なかったな」と俺が言うと
「いやいや、まだ俺と勝負しようなんて、
100年早いねー」と北京語で強がりを!


それにしても、四角四面はとうふ屋の娘、
色は白いがみずくさいときたー。

・・・・・????

《完》
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