クライミングスクール・ジムJ&S池袋とJ&S駒沢のブログです。会員様向けに、休業日やイベントのお知らせ、ジムやクライミングに関係あること・ないこと、楽しかったこと・おもしろかったことを載せています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アドバンテージ
強火で熱していたフライパンに、冷蔵庫から出して
常温に戻していたサーロインをそっと乗せる。
肉の脂が廻ってきたら、スライスしたニンンクを入れ、
焼き色がつくまで待つ。肉汁が浮いてきたら、一回だけひっくり返す。
一度火を弱めてから、香り付けと肉を柔らかくするため、
でも、本当は演出効果で、ブランデーを入れ、火を強める。
ボワー!と炎が立ち上がり、カウンターの客は皆、
「オー!」と大袈裟なリアクション。

下茹でした、いんげんとにんじんのグラッセ、
そして、ポテトが待つ皿に、そっとおかれる肉。
フライパンに残った肉汁と、カリカリのニンニクチップスに
醤油を入れ、もう一度軽く火を入れたら
待ってるお皿に、「おまたせ!」と囁きながらかける。
30グラムのバターを乗っけて完成だ。

フォークで固まりを押さえナイフで切ると、
肉汁と溶け出したバター、ニンニク醤油が混ざり合って
おもむろに、ポテト、インゲン、にんじん、の3姉妹も口に入れる。
いつもなら、ここでカベルネかネッピオーロの液体が口に入り、
「アー!」となるのだが、ここに合わせるの、は銀しゃりだ。
しかも、トンカツで食べるふっくら秋田小町じゃなく、
品種不明の固めの白めしだ。60年間変わらぬこの味、
串に刺して、備長炭で一時間焼く肉もいいが、
たまにはこのステーキも!

小さなフライパンに油をひき、たまねぎを炒める。
マッシュルームと鶏肉を入れ、塩胡椒、白飯を入れて
よく混ぜて、手首を効かせてフライパンをあおる。

少しずつパラパラになり始めたごはんを、さらに炒める。
手首の動きは超高速で変幻自在だ。
身体に悪そうなケチャップを入れ、パラパラになった飯が宙を浮く。
一旦フライパンを横に置くと、新しいフライパンに油をひき、
溶いた卵を入れ、その上にチキンライスをのっけうまく包む。
こだわりのオムライスとは違うが、少し時間がたって冷めてくると
濃い味が染み込んで絶妙に! 冷えたビアンコでいきたい。

脂身があるロースカツをカリッと揚げ、一旦まな板に置く。
トーストしたパンに移すと、自家製のソースをこれでもか!とかけ,
そこにシャキシャキのキャベツを「これでもか!」とのっけ、
パンでふたをする。すると、包丁をもったコックの横に
もう一人のコックが立つ。二人一組のロープクライミングだ。
おもむろに、パンを3つに切ると、下からそれを包丁で支え、
箱に移す。ビレイヤーのコックが、すかざず箱を閉じ、
持ち帰りの袋に入れる。目にも止まらない速さ。
合コン好きなヤツに見習ってほしい。

そのまま食べても旨いが、一晩寝かせることによって
味が染み込み・・・あぁ、よだれが・・・。
「明日はどっちだ!」「カツサンドだーっ!!」

炎といつも対決してるコックは火傷が絶えず、
焼き飯担当のコックは分厚いサポーター意味なしの慢性腱鞘炎。
狭い厨房にいる6人のコックは、一度も身体が触れ合うことなく
縦横無尽にムーブをこなしている。

表に出ると50年前から潰れずやってるレコード屋。
子供の頃、この店の入り口のウインドーに、ピカピカのウクレレが
飾ってあって、いつもいいなーと思っていた。

ふと店先を見ると、今もピカピカのウクレレが・・・。
嬉しくなってきた。変わらないもの、変わらなくていいものが
いっぱいあるこの街。寒い夜の街を足早に歩く。
来そうで来ない春を期待して、メトロに乗り込むと、
黄色だかオウドイロだか分からない銀座線が入ってきた。

この色は変えた方が、よくない?
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。